2013年12月30日月曜日

ありがとうございました





12月26日をもちまして、しごとや利呂は閉店いたしました。
短い間ではございましたが、ご協力いただきました皆様方のおかげで、
手仕事の品々をご紹介することができました。
遠方から地図を片手にいらして下さったお客様、
ご近所から何度もお立ち寄り頂いたお客様、
日本らしいお土産を探しにご来店された海外のお客様、
ご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
閉店後、利呂は隣接する姉妹店・乙ファニチャーの敷地となります。
日本の乙な家具と古道具を扱う≪乙ファニチャー≫を、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

2013年12月22日日曜日

閉店セール品のご紹介


閉店まであと3日余りとなりました。
連日たくさんの方にご来店いただき、ありがとうございます。

セール品のご紹介です。

*値引き後の金額を記載しています

















(左から) 梅干しざる¥4.463  あけび手提籠¥9.975 竹籠¥1.575
(下)背負い籠sold





 
菓子型 ¥420~¥6.300

 

 
 
ガラス瓶 ¥368~¥1.050
 
 
この他、古家具、古道具、古布、
新品雑貨類も僅かですが店頭にございます。

是非お立ち寄りください。

2013年12月11日水曜日

閉店セール品のご紹介 ―日本の古布―


 
 セール品のご紹介です。

 店頭には、明治以降から昭和頃までの古布たちが並んでいます。
特に明治初期頃までの布からは、
糸の風合いに現代の量産品にはない豊かさを感じます。
*金額は割引後の価格を記載しています

 
 

藍色のハギレ、絣のボロ、絵絣のハギレ
(¥525~/34cm幅、長さはそれぞれ異なります)

 





 








             
刺子布(¥6.825 sold /130×140cm)
生地は昭和頃のものと見られる。
 
布の全面が木綿糸で刺されており、
擦り切れた箇所からは
内側に青い布が挟まれているのが見えます。



  大きな絞染の布(¥5.250)
            こちらも生地は昭和頃。
 
  
裏面は縞や格子の機械織りの生地。
敷布やカバーなど、インテリアに使いやすそうです。









 刺子袢纏(¥21.000)

 
 
 
 
 
      布団皮(¥9.450/140×160cm)

     
 
      様々な布が丁寧に継ぎはぎされています。



この他にも、縞布の袢纏、綿入れ、BOROの袢纏などがございます。
更紗・型染めも、僅かになりましたがまだ並んでいます。
どうぞお早めにおこしください。



 

2013年12月8日日曜日

50%off セール始まりました


連日たくさんの皆様にお越しいただき、ありがとうございます。

閉店を惜しんでくださるお声と、
ご心配のお声を毎日いただいています。
どうもありがとうございます。。

利呂では、本日までの感謝と御礼の気持ちを込め、
全品50%off のお値段でのセールを開始しました。





12月26日の閉店まで、全商品をセール価格で販売しています。
民藝食器、古家具、古道具が全品半額です。

いずれもあとわずかの在庫です。
数に限りがございますので、どうぞお早めにお越しください。

*利呂へお越しの際は東急東横線学芸大学駅(徒歩8分)
 又は東急バス鷹番バス停(目の前)をご利用ください。
  〈11:00―20:00/火曜定休〉

目黒区鷹番1-4-9 小山ハイツ1F




2013年11月27日水曜日

更紗、ハギレ



いつも布を見に来て下さっていたみなさまへお知らせです。
お待ちいただいておりました、更紗や型染めハギレが店頭に並んでいます。



                         更紗¥2940~)



                     江戸更紗、型染め¥7875~)



そのほか藍色、縞、格子など、約34cm幅のハギレたちもございます。
 
 
どうぞお早めにご覧ください。
 
 
*利呂は12月26日の閉店まで、火曜定休とさせていただきます。
 

2013年11月24日日曜日

12月閉店と在庫セールのお知らせ

いつも利呂のブログをご覧いただきありがとうございます。

突然のお知らせになりますが、
利呂は12月26日(木)をもちまして
閉店させていただくこととなりました。

現在、店頭では全品30% 50%OFF SALE を開催しております。


民芸食器、生活雑貨、古道具、古布、古家具…全種類が対象です。
数に限りがございますので、どうぞお早めにお越しください。

なお、12月中も火曜日をお休みさせていただきます。
(12月3、10、17、24日はお休みです。)

みなさまのお越しを心よりおまちしております。
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
*利呂へお越しの際は東急東横線学芸大学駅(徒歩8分)
    又は東急バス鷹番バス停(目の前)をご利用ください。
  〈11:00―20:00/火曜定休
 
目黒区鷹番1-4-9 小山ハイツ1F



2013年11月1日金曜日

11月中、定休日のお知らせ


11月中、誠に勝手ながら
                                               
利呂は火曜日定休とさせていただきます。
(5日、12日、19日、26日はお休みです。)

皆様のお越しを心よりお待ちしております。
  
 


2013年10月25日金曜日

器の手入れ

寒い日が続き、体の冷えも気になる季節になりましたね。
こんな時の温かな食事は、気持ちまであたためて、元気にしてくれます。

というわけで、本日は店頭でもよくご相談いただく、
美味しくてあたたかい食卓に欠かせない、器たちのお手入れ
について少しお話します。
 

 
 
 
まずは陶器についてです。
陶器は吸水性が高いため、使う前に流水をかけるか、少し水に浸してから
ご使用いただくと、料理の色素や油が浸みにくくなります。
ご使用後はなるべくすぐに洗って、水気を拭きとり、よく乾かすことでカビを防ぎます。
なお、レンジやオーブンでのご使用はお控えください。 

           
                     〈瀬戸本業窯 平皿¥15750〉
 
 
 
 
 
磁器は陶器より硬質で吸水性が低いため、
カビやシミの心配が少ないです。
ご使用後はやはり洗って、よく乾かしてください。
電子レンジでのご使用が可能です。
 

  〈中田窯 猪口¥840~1260〉



 

    木製品は、それぞれの仕上げ処理により
お手入れが若干異なります。
ここでは利呂で扱っている
たにてる工芸さんの木椀についてご紹介します。
 
こちらのお椀は、漆を塗る以前の段階である
木地に、浸透性ポリマーが施されています。
(ですので、汁ものも大丈夫です。)
 
通常どおりに洗剤で洗い、
よく乾かしてください。
ただし、木は乾燥しすぎると
ひび割れが起こる場合もありますので、
乾燥のさせすぎにもご注意ください。
            〈たにてる工芸 木碗¥2730〉     
 
 
                                                                         
 ガラス製品は、
耐熱ガラスでない限り高温の熱湯や、加熱

  

〈8823/glass work  小鉢 ¥3780〉
  (蒸し器、レンジなどでの調理器とする)は
控えてください。                    

利呂で取り扱いのある8823/glass workさん、
吹き屋さんも耐熱ガラスではありません。
 

土や木や火など、自然を素に作られたものたちは、水分や触れるものによって変化していきます。
神経質になるこなとなく、変化を味わいながら楽しんでいただければと思います。
 
今日も職人・作家たちの手仕事から生まれた器が、
ご飯をいっそう美味しく、幸せにしてくれそうです。
  




2013年10月8日火曜日

日本の布・BORO

10月に入り、夕方暗くなるのがいっそう早くなってきました。

利呂の目の前には、東急のバス停があります。
目黒駅や東京駅まで行くバスもあり、
1日中、数分おきにバスが停車しては、また走って行くのです。


ある日の夕方、金沢にお住まいの方が、東京駅から自宅へ帰るところだったけれど、
バスの窓ごしに店先をご覧になり、どうしても気になってと、バスを降りてきて下さいました。
日本の古道具や手仕事から生まれた美しさに感嘆されながら、
隣の乙ファニチャーと合わせて、ゆっくりと長い時間をかけてご覧いただき、
私共も大変嬉しい限りでした。
 
 
同日、海外から旅行中のお客様が、通りすがりに利呂を見つけてくださり、
刺し子や絣、藍色の継ぎ布・襤褸(BORO)などを手に取られ、
ビューティフル!とおっしゃりながら興味深くご覧になってくださいました。
翌日にはそのお友達までご来店くださり、
同じくJapanese Textile ・BORO をご購入いただきました。
 
無地・縞・絣…いくつもの裂を継ぎ合わせたBORO

様々な藍の色。Japan Blue!
 






日本の手仕事を、海外の方までもが美しいと感じてくださること、
そしてそれをまた誰かに見せ、お話してくださることを想像すると、
日本の自然や手仕事から生まれる美しさがこれからも続いていくことを
少しでもお手伝いしていきたい、と改めて思うのです。



利呂へお越しの際は
東急東横線「学芸大学」駅(徒歩8分)
又は
東急バス東98番、黒02番、黒07番系統
「鷹番」バス停(徒歩0分)
をご利用ください。

2013年9月19日木曜日

名月 満月 小久慈の茶碗

中秋のお月さま、綺麗に輝いています。
仕事の手を休めて、空を眺めてみましょう。
晴れてよかった。
 
いくつになっても、月のうさぎがどこにいるのか分かりません。
 
次、中秋の名月の夜、満月を見ることができるのは8年後。
どんな気持ちで空を見上げるのでしょう。
 
お月さまは撮れなかったので、お店の中で再現。
 
 
小久慈焼 飯碗 ¥1,260


2013年9月17日火曜日

竹のおにぎり入れ

台風が過ぎ、空は気持ちよく晴れ渡っています。
昨晩は眠るのにちょうどよかったのに
今日になって気温が上がってきました。
 
 
暑い日々ももうすぐ終わり、
9月にもう一回、10月にも一回、3連休がやってきます。
お弁当を持って、自然と触れ合うのはいかがでしょうか。
 
 
 
 
秋田の職人さんが作ったおにぎり入れ。
気持ち小さめのおにぎりが3個入りました。
汁気のないおかずも、つめることができます。
 
心をこめて作ったご飯は、じんわりとおいしい。
 
家から歩いて行ける距離に川があって
それはそれは犬のパラダイス
見ているだけで微笑ましいです。
 
カフェに入るのもいいけれど、
少しだけ早く起きてお弁当を作りたいですね。
 
ざるなどのお手入れについて聞かれるのですが、
私はたわしでごしごし洗って、
ざっと拭いて、あとはふきん掛けにかけるのをお勧めしています。
現在の住宅事情を考えると、風が抜けないもの。
伏せて置いておくより、少しでも風をとおせるように。
 
長いこと、ブログをお休みしていました。
その間みてくださっていた方、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
 
竹のおにぎり入れ ¥3,990
 


2013年6月25日火曜日

明治時代 絹布

お昼の土砂降りが帳消しになった午後でした。
お店にいると、対向車線まで見渡せるので
雨の落ちるその線がわからないときがあるのです。
 
今日は布好きのお客様としばしば布談義。
本当にお詳しく、今日はルーペを持ってきていただきました。
 
 
写真は、明治時代の絹布。
色合いが素敵なので板にとめて店に飾っていました。
 
まだ勉強不足の身、絹・・・本当かな・・・
自信を持って言えなかったのですが
今日お話しをして、はっきりと絹!といえます。
 
継いである、その裏までも絹でうっとり。
 
資料に加えていただけるとのこと、光栄です。
 
知れば知るほど横道があって
迷路があるなら迷わなければ!
そんな時間はないのわかっていても。
 
あすはちくちく針仕事の日にします。
 
 
 
 
 

2013年6月20日木曜日

伊高匡彦 靴べら

ご無沙汰のブログとなってしまいました。
前回、布をアップして終わっていたのですが、たくさんのお声をいただき
ありがとうございます。
 
もんぺ、袢纏等、野良着もありますので気になった方、ぜひお問い合わせくださいませ。
最近ですと絣八幅、これは大ぶりの柄です。店内に吊るすつもりです。
めずらしく絞りが一幅入りました。シンプルな鹿の子。
外国の方には絣が人気です。ゆきんこ、書生・・・
ほどいてブラウスを作っても素敵です。

 
 
店舗内、大きな水屋が2棹入りまして、どっしりとした雰囲気になってきました。
良い感じにくすみが入った小さな桐箪笥、テレビのボードにぴったりサイズです。

さて。
父の日も過ぎ、最近かけこみで贈り物を探される方が増えてきました。
「贈った?」「贈ってない!」
お父さんの気持ちになってみると、バレンタインのような、
期待はしていないけれど、でももらえたら嬉しい…
複雑な気持ちなのでしょうね。
 
 
奈良で木工製品を作っている伊高さんの靴べら。
機械を使わず、のみ、かんな、やすりだけで仕上げています。
最初はそのカーブ、心もとないのでは?と思いましたが、
 
靴と、かかとのフィット感が抜群でした。
 
一家に一本。なくてもいいけどあったら便利。
ぜひこの機会にどうぞ。
 
雨は嫌いではないです。低気圧はいやですが・・・。
 
雨はいちんち眼鏡をかけて
尾形亀之助さんという詩人、雨の詩ばかり。とっても素敵です。
興味のある方是非に。
 
 
本日のご紹介
木工 木の香 伊高匡彦   靴べら小 ¥3,150 欅/桜
 
ひっそり、facebook始めました。すでに3日坊主ですが・・・。
よかったら探してみてください。 しごとや利呂
 
 
 


2013年5月12日日曜日

布、布、布

昨日、布を仕入れに行ってきました。
布、といっても、野良着や、襤褸、刺し子、裂織など、
「なんだこれ」といわれてしまうようなものです。
違った意味での美しさ。
布団皮、野良着がたくさん出ました。
集めてくださる方に感謝です!
 
これは帯の幅の布です。布団皮などは、
その名の通り綿をつめて布団として使われていたものなので
このように綿がたくさんついているのもあります。
 
こんなに綿に包まれていたのははじめてだったので
どうしたものかと思いましたが
たわしでこすると早い!
と先輩から教えていただき、さっそくごしごし。
 
こんなに素敵な縞が出てきました。
丈夫な糸で刺し子がしてあり。
この糸は、苧麻かもしれません。つるつるとして、かたいです。
隅の方に少し、絞りの継ぎがありました。
 
襤褸の敷物もあります。
 
襤褸に触れていると、こんなに一生懸命に生きているかな?
と自分に思わず問うてしまう。
特に裂織だったり襤褸は東北のものが多いから
私の郷里と重ねてしまう。。
 
本当に冬は暗くて絶望的な気持ちになって
雪をきゅっきゅっと踏みしめてあるいて
 
ちょっと恵まれすぎている、東京だったり、時間の流れだったり。
 
生きることってどういうことだっけな、と
なんだか気の引き締まる思いです。
けっぱれー自分。
 
もっと布のことを勉強して、 布に限らずですが
すたれてしまった故郷の絞染めに出会いたいなあ、と思います。
柳宗悦の本にも書かれている茜染に。
 
 
 
 
 
 


2013年5月7日火曜日

吹き屋より、ガラスたくさん入荷しました

京都の晴耕社ガラス工房のスタッフによるユニット、吹き屋。
しごとやではオープンからお取り扱いしていましたが
その使いやすさからすぐに品切れしてしまいました。
 
お待たせいたしました。本日、入荷がありました。
大きい段ボールいっぱいに、つめてくださいました。
 
どっさり
左から小鉢¥1,365 そばちょこ¥1,092 小皿¥1,092
ストレートのグラスです。¥1,092 Φ7×h10
 
 
上の4点は今回からお願いした新顔です。
 
こちらは定番のグラス。
 

 
スタッキング可能なグラスです。
トール    ¥1,218 Φ9.5×h12.5    ショート ¥1,092 Φ8.5×h9.5
 
すべて手作業でつくられていますので
若干のサイズの違い等があります。
ぜひ店頭でお手にとってご覧くださいませ。
 
 
 
 
 

2013年5月4日土曜日

ちひろ窯

熊本は荒尾、小代焼の窯 ちひろ窯より、昨日入荷しました。
お店で大人気。
お問い合わせいただいた皆様、お待たせしました。
 
1月にうかがった時とはちょっと違うものもお願いしました。
 
 
花はしおき。どーんと作っていただきました。お花畑です。
ドット模様は初回にはなかった柄。


   
かぼちゃのような蓋物。重厚感たっぷり。
 
釉薬の流れが美しいコーヒーカップ。

 
 
 
 
そのほかにも

湯呑み 輪花鉢 届いております。
どうぞお散歩がてらいらしてください。
 
家にいるのはもったいない天気です。















2013年5月2日木曜日

涼しい けれど あたたかい

みなさま、GWいかがお過ごしでしょうか。
 
いつもバスで目黒通りを通うのですが
3月の終わりは満開だった、都立大学の駅前の桜。
いまは青々と葉が茂って、生きている!という感じ。
ぐんぐん成長している様子が頼もしいです。
そんな緑の色を見て、夏が近いなあと思うのです。
 
岐阜で吹きガラスを製作している8823/glasswork、
沖澤康平さんからグラスや豆皿が届きました。
 






 
 
いきなりのお願いにも関わらず、作っていただいてありがとうございます。
 
沖澤さんの作るグラスは、ぽってりとしたあたたかさがあります。
吹きガラスの良いところは決して無機質を感じさせないところです。
人の手で作られている、と感じるところが、しごとやの店にぴったりだと思いました。
 
ガラスはつめたい、とか ひんやりとか
そういう言葉がぴったりですが
実際の作業現場は過酷な熱さとの闘いです。
 
けれどいざ製品が出来上がると本当に涼しげな表情に変わるので
ガラスって面白いですね。
 
 
アンティークのガラス瓶とともに、皆様をお待ちしております。
 
今日はスタッフとともに、
しごとや前掛けを作っちゃおうかと盛り上がりました。
それこそ藍とか紺の地に白でロゴマークを入れて。
わたしはボールペンをすぐなくすのでポケットを付けたい・・・。
 
もし作ったら欲しいという方、どしどしお声かけてください。
その前に実現するか・・・。
 
沖澤さんの作品は数に限りがあります。
ご希望の商品などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
tel/fax 03-6303-0865
mail: shigotoya★demode-furniture.net
(★を@に変えてください)