2013年4月17日水曜日

木菓子型入荷しました

こんにちは。

皆様お待ちかね、菓子の木型入荷いたしました。

今回はたくさんお声をいただいた鯛のモチーフや
菓子型 鯛 大 ¥15,750
 
ちょっと見たことがないようなもの
 
菓子型 媼 翁 各¥2,940
だるまや日の出に松、ちょっと掘り出し物感が満載です。
 
 
菓子型は、今は香川県の伝統工芸品になっており、職人の数も減っています。

古いものの菓子型にめぐり合うと、現状を憂いてしまうのも事実です。
とはいえ、こうやって何年も前のものが残っているということは
今作られているものも百年たてば骨董になるということでしょう。

鯛は、大、中、小とそろっておりますが各1個ずつと非常に少ない入荷です。
ぜひお早めに足をお運びくださいませ。




2013年4月16日火曜日

さざなみかご

昨日から、春というより夏のような日差しです。
少し歩けば顔がひりひり、日焼け止めを塗らなければ・・・。

段々と、洗濯物が増えていきます。
汗をかいたらすぐに洗濯かごへ直行!特にお子さんのいるご家庭はそうではないでしょうか。

ずっとご紹介したかったのが、吉田佳道さんの作るさざなみかご。

 
さざなみかご小 ¥8,400 直径33 高さ15 ㎝
 
安曇野で竹細工をする吉田さん。昨年11月のイベントでこれはぜひ、と思ったのです。
昔ながらの銭湯の籠をイメージした、若い方でも懐かしい気持ちになれる形です。
吉田さんご本人、とても穏やかで優しい笑顔が印象的です。
 
当店にお越しくださる方の中でも、かごをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。
「籠屋さんがひらけるくらい」という方もいらっしゃいました。(うらやましい)
同じ竹でも目が詰まったものや、このさざなみかごのように余白とでもいいますか、
ざっくりと編まれたもの、それぞれにたくさんの表情があります。
 
お気に入りが見つかれば、と思います。
 
さて、前回お伝えしておりました鉄展、おかげさまでたくさんの方にお越しいただいております。
中でも人気なのが鍋敷き。
 





鍋敷 マロニエ ¥4,410
 
このまま飾っても美しい形。鍋敷き、手持ちの鍋に合わせようとするとどのサイズを
買えばよいのか迷ってしまいませんか?
これはトチノキの花をイメージした花びらのおかげで、大きい土鍋もしっかりと受け止めてくれます。
 
鉄の重厚感はありますが、土台にゴムがついているのでテーブルに傷をつけません。
鉄瓶は抵抗がある、という方も、こういった小物から鉄デビューをしてみてはいかがでしょう。
 
 
さて。
タイトル画像を変更しました。ショップカードにもなっているデザインです。
欠けているお月様
満つれば欠くるは世のならい 
栄華を極めれば、いずれは衰えていく 月のように 満ちてしまえばやがて欠ける
 
今日本に残る手仕事も、いつかは満ちていたのだと思います。
もちろん爆発的に世の中にアピールできればよいのですが、衰えないようにする、
長く続くようにする。
満ちてはダメ、というより、わたしは欠けてはいけない、ということに重きを置きたいと思っています。
 
えらそうなことを言いましたが
みんなが楽しく暮らせるように、何かお手伝いができればいい、そんなお店です。
 
ぜひ遊びにいらしてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年4月6日土曜日

お取り扱い商品

碗 呉須 ¥3,150 瀬戸本業窯(愛知県)
手のひらですっぽりと覆いたくなるような碗。瀬戸特有の黄色にさわやかな呉須。通常の飯碗よりいくぶんたっぷりとしていますので、お茶漬けや小さいどんぶりに。

しごとやでお取り扱いしています商品は、このブログでも取り上げていますが
まだまだご紹介しきれないものもたくさんあります。
お気軽にお問い合わせください。

お取り扱い一覧(順不同)
・青山工房
・SyuRo
・yuica
・木村木品製作所
・大橋金網工芸
・宮島工芸製作所
・米澤工芸
・米澤箒産業
・瀬戸本業窯
・ちひろ窯
・俊彦窯
・小久慈陶芸苑
・吹き屋
・竹の工芸よしだ
・岡井麻布商店
・高田耕造商店

2013年4月3日水曜日

鉄を集めました

本日は催事のお知らせです。

4月6日の土曜日より、鉄を集めた企画展を行います。
古い鉄瓶や燭台に加え、富山県の炭谷三郎商店より、鉄の小物が届きます。
朱肉池やブックエンド等、たくさんの商品をお願いしました。
ぜひ皆様お越しくださいませ。

2013年4月1日月曜日

育てる器

 
今日から4月。まだ寒い日が続きますね。

新生活といえば、今から○年前、大学の入学式を思い出します。
遅れて行ったため、大学院生の席に案内されたのですが、
周りはみなさん校歌をばっちり歌える人たちで…。
節にあわせて手を振りかざすのですが、私ひとりでぽかーんとしていました。

そんな私も大学野球やらラグビーやらで、校歌を覚えることができました。
卒業した今でももちろん歌えます。
4年間でだいぶ育てられました。

育つ、といえば。
石川は山中温泉の木地師、たにてる工芸さんにお願いしていた汁椀が届きました。
汁椀 左から ケヤキ 水目桜 栃 各¥2,730

木地師のしごとは、木を轆轤で様々な形にすることです。形を作ると、塗師といわれる
漆を塗る人へバトンタッチされますが、しごとやでは、木目を生かして漆をかけずに木そのものの
お椀を作っていただきました。加工をしてありますので、汁物はもちろん大丈夫です。

樹種は3つ。こちらの写真がわかりやすいでしょうか。
 
左から 欅 水目桜 栃
欅は、とる場所によって色の違いがはっきりしていて、ツートンカラーになったものもあります。
水目桜は木目や色が一番素直です。
栃が一番白く、シチューなど洋風の汁ものがよく似合います。人の手で触るうちにだんだん色が
変化いていく、まさに育てる楽しみがある器です。

お店に置いてある商品は、本当に使う人が手をかけて
変化していくものばかりです。道具は、使われて初めてその良さが発揮されます。
10年、20年と使うほどに味わいが増していきます。

私もそういう人になりたいなあと思いつつ。

ブログでご紹介しております商品は、すべてお買い求めいただけます。
遠方だけど、、、という方、ぜひご連絡くださいませ。
TEL/FAX03-6303-0865